セブン、日米逆転後の宿題 巨額買収の光と影 中村 直文 コラム(ビジネス) 小売り・外食 Deep Insight 編集委員 9月12日 「おれの車は、相棒と部品から組み立てた69年型のシボレー/いま、セブン・イレブン・ストアの駐車場に止めてある」。米ロック歌手の大物、ブルース・スプリングスティーン氏が1978年に発表したアルバムに収録された「レーシング・イン・ザ・ストリート」は、こんな歌い出しで始まる。 日本でセブンイレブンの1号店がオープンしてから4年後のことだ。平均的な米国人は、この歌を聴いてうらぶれた風景を思い浮かべるとい セブン、日米逆転後の宿題 巨額買収の光と影
ウーバーやアマゾン、危機に生まれた企業の共通点 田中 陽 Nikkei Views 編集委員 3月20日 シェアリングエコノミーのウーバーテクノロジーズ、ネット通販のアマゾン・ドット・コム、会員制卸のコストコ・ホールセール、アパレルのギャップ(GAP)、そして世界最大の小売業、ウォルマート。 この5社に共通しているところがある。どれも世界を代表する米国企業という称号だけではない。社会が混迷し、閉塞感が漂う中で新しいビジネスの芽を見つけ、飛躍した企業ばかりだ。そして、偶然だが歴代の米大統領の1期目に産 ウーバーやアマゾン、危機に生まれた企業の共通点
「拝啓ベゾス様」 アマゾンを呼び込んだメール (ストーリー1) ネット興亡記 第3部 1月15日 時代が21世紀に移ろうとしていた頃、インターネットを武器に既存の産業界に挑んだ若き起業家たちが現れた。その先駆けがeコマース(ネット通販)だった。モノの流れを変え、我々の生活スタイルをも変えた流通革命の立役者たちの物語。 ■ビットバレーの主役たち 1999年4月22日、東京・渋谷の東急文化村地下にあるカフェ「ドゥ・マゴ」。その日は日本のネット史の特別な1ページだ。「ビットな奴らの飲み会」と題された 「拝啓ベゾス様」 アマゾンを呼び込んだメール
ウォルマート、社名変更にかける変革(NY特急便) NY特急便 北米 12月7日 6日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は続落した。米議会の上下院間で税制改革の調整が難航しているうえ、中東の地政学リスクが高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。 「お客様が好む手段で買い物をして欲しいという我々の思いと一致する名前を持つのが適当だと感じた」。米小売り最大手のウォルマート・ストアーズは6日、社名から「ストアーズ」を取り、2018年2月から「ウォルマート」とすることを発表した。 ウォルマート、社名変更にかける変革
最も裕福な一族はウォルマート創業家 米誌 6月30日 米誌フォーブスが29日(米国時間)までにまとめた米国の創業一族の保有資産額ランキング(2016年版)によると、最も裕福な一族だったのは、世界小売り最大手ウォルマート・ストアーズの創業一族だった。創業家の7人で、1300億ドル(約13兆円)もの資産を保有していた。 ウォルマートは創業者のサム・ウォルトン氏が1960年代からチェーン展開。「エブリ・デイ・ロー・プライス」という低価格戦略が消費者に受け 最も裕福な一族はウォルマート創業家 米誌