週に2回は運動、人気はウオーキング 働く女性調査

日々忙しく暮らしていると、夜更かしに運動不足、ストレス食いをしてしまうことも。健康は気になるものの、ついおろそかになってしまいがち。働く女性は、日常生活の中で健康のためにどんな工夫をしているのか。どんな運動をどのくらいの頻度で行っているのか。またどういう情報を基に運動方法を考えているのか。日経doors読者調査を交えて解説します。
50%の読者が「定期的に体を動かす」
日経doorsでは読者を対象に2019年12月26日~2020年1月29日までアンケートを実施。読者150人(平均年齢37.9歳)の皆さんの運動習慣、健康投資について聞いてみました。
読者の51.3%が定期的な運動を実施していると回答。しかも頻度は週2回程度が最も多く、運動をする習慣が身についている人が多いようです。では具体的にどんな運動を行っているのでしょうか。

ウオーキングやストレッチが人気

1位はウオーキング。さらにストレッチと続きます。忙しい合間を縫って簡単にできる運動が人気のようです。中にはキックボクシングやボクササイズなどをして、激しく体を動かしている人もいました。
健康・美容に1万~2万円投資する人が最も多い
運動のほかにも、健康のために行っている習慣を聞いてみました。1位が早寝早起き。そして2位が人間ドックや健康診断。中には自転車通勤やアプリで食事メニューを管理するという意見も。それぞれ自分にあった方法で健康的な生活を模索しているようです。

さらに、知りたいのが読者は毎月、美容・健康にどれくらいお金をかけているか、です。

最も多かったのは月1万~2万円未満を健康に投資しているという回答。健康や美容への意識は高いことがうかがえます。
有名人のブログは重視しない
では、一体、健康・美容に関する情報はどこから集めているのでしょうか。

「有名人や芸能人のブログ」を参考にしている人は少数派。かつて「広告」と分からないように商品を宣伝する行為が問題になったこともあり、「もしかしたら宣伝費をもらっているかもしれない」などと情報をうのみにはしていないようです。
代わりに読者が重視しているのが、「科学的根拠(エビデンス)があるもの」や「身近な人が試して効果があったもの」。安全性や信頼性を重視しています。
(取材・文 飯泉 梓=日経doors編集部)
[日経doors 2020年2月6日付の掲載記事を基に再構成]
健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
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