欧米を中心とした利上げの動きに日銀が背を向けている。物価の伸びは目標の2%を超えるが、「一時的」と大規模緩和を継続する意向だ。一時的と主張してきた欧米中銀は、歴史的なインフレに見舞われ政策転換を余儀なくされた。参院選でも物価高対応は大きなテーマとなり、国民が大規模緩和をどう判断するのか日銀も試される。(総合2面参照)
「数値は予想された範囲内。利上げする必要はどこにもない」。総務省による5月の物…
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