発表日:2021年01月25日
北欧で初のオフィス大規模リノベーション
スウェーデン・ストックホルムで「(仮称)Fyrkanten 11(フィールキャンテン エルバ」に参画
英国含む欧州で投資マネジメント事業を展開するEuropa Capital社と協業
三菱地所株式会社は、英国子会社である三菱地所ロンドン社(Mitsubishi Estate London Limited)を通じて、スウェーデン・ストックホルムのオフィス大規模改修事業「(仮称)Fyrkanten 11」に参画いたしました。三菱地所グループは、2014年にフランス・パリのオフィスビル「46 rue la Boetie(◇)」を取得して以降、欧州大陸で積極的に事業を展開しており、日系企業が北欧でオフィス大規模改修事業を行うのは今回が初(※1)となります。なお、本事業は欧州における投資マネジメント事業を展開する当社グループの「Europa Capital社」(EC社)との協業案件です。
◇「46 rue la Boetie」の正式表記は添付の関連資料を参照
※1 当社調べ
【本プロジェクトの特徴】
・北欧における初のオフィス大規模改修事業(総事業費:約135億円)
・ストックホルムの中心部に位置し、近年はITセクターを中心に多くの企業が集積するエリア
・スウェーデンを含む欧州大陸において豊富な投資実績を持つEuropa Capital社との協業
北欧を代表する世界都市であるストックホルムは、自然豊かかつコンパクトなまちで、欧州随一のユニコーン企業輩出数を誇るなどイノベーション環境にも優れています。都市中心部はグローバル企業に加えて多くのIT企業やスタートアップ企業が集積しており、将来的にも堅調なオフィス需要が見込まれています。
*参考画像は添付の関連資料を参照
今回改修する1920年竣工の本物件は、ストックホルム中心部の北側に位置する地上8階・地下2階建てのオフィスビルです。南北に縦断するメインストリートを中心に文化施設や多くの商業店舗が立ち並ぶ賑わいのあるエリアで、近年は、ITセクターを中心に多くの企業が集積しており、オフィス立地としての希少性と優位性の高さを有しています。
本改修では、歴史的な街並みが保全されているストックホルム中心部において、既存建物の外装・構造部分を最大限活かしつつ、賃貸床の新規創出、エントランスの改装、設備プラントやエレベーターの入替、専有部内装の更新等により、現在のストックホルムにおけるオフィスビルのグレードA物件同等の仕様に変更する予定です。
三菱地所グループは、長期経営計画において海外事業の拡大・進化を成長戦略の一つに掲げておりますが、三菱地所ロンドン社の欧州におけるオフィス開発及び運営経験とEC社のスウェーデンにおける投資実績を活かし、競争力のあるオフィスビルを提供することで今後の成長需要を取り込み、今後も、グループの総合力により欧州事業をより一層進化させ、更なる成長を目指します。
*以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
「46 rue la Boetie」の正式表記
https://release.nikkei.co.jp/attach/603708/01_202101251131.pdf
参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/603708/02_202101251131.png
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/603708/03_202101251131.pdf
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |
日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。