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コロナ感染、世界で再加速 米国で死者も急増

新型コロナ
北米
2020/12/5 8:45
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【ニューヨーク=後藤達也】新型コロナウイルスの感染の勢いが世界で再び強まってきた。1日あたりの新規感染は60万人超と過去最多を更新した。米国で感謝祭の休日後の感染増が目立ち、死者も増えてきた。気温低下とともに感染が増える傾向が強まっている。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、世界の新規感染者(7日移動平均)は3日に初めて60万人を突破した。11月前半は感染ペースが落ち着きつつあったが、下旬以降、再び伸び始めた。累計の感染者は6500万人を超えた。1日あたりの死者も1万人を超え、最多を更新している。

米国の新規感染は18万人に迫り、1カ月でほぼ倍増した。10月は中西部の感染が目立ったが、気温の低下とともに、全米で拡大している。11月26日前後の感謝祭休暇で移動が増えたことも感染拡大の原因との指摘もある。入院者数も10万人を超えて過去最多となり、一部の地域で医者や病床の不足が深刻化している。

カリフォルニア州サンフランシスコ市は4日、外出規制を導入した。カリフォルニア州が3日決めた基準では集中治療室(ICU)の空室率が15%を下回った区域で規制を始める予定だったが、州内の病院の逼迫を受け、前倒しで対応した。バーやヘアサロンが閉店されるほか、レストランは持ち帰りのみとなる。

ブラジルでも新規感染は4万人を超え、過去最多に迫る。日本は2200人強と最多を更新している。

一方、欧州は感染急増に一服感が出ている。フランスでは約1万人と11月はじめのピークから8割ほど減った。英国やスペインでも1カ月ほど前のピークから4~6割減った。10月の感染急増を受け、都市封鎖などを相次いで実施したことで感染に歯止めがかかった。

欧米では今後、さらに気温が下がり、クリスマス休暇に入り、移動が増える可能性がある。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「クリスマスや新年まで(感染状況に)変化があるとは思えない」と警戒する。

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