三菱電機で不祥事がまた発覚した。鉄道車両向け空調装置やブレーキなどに使う空気圧縮機で長年にわたり「不適切」な検査をしていた。同社では品質不正や労務問題が頻発している。「殿様」とも「公家体質」とも評される、顧客にしっかり向き合わない内向き志向が不祥事の温床となっている可能性がある。信用を取り戻すには企業風土の抜本改革が欠かせない。(1面参照)
三菱電機では、2018年11月に子会社が顧客と取り決め…
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