炭素原子が筒状につながった「カーボンナノチューブ」を、電子分野の素子として応用する研究に再び関心が高まってきた。微細化により性能を高めてきたシリコン製の半導体に限界が見え始め、その代替に使おうというねらいだ。主に米中の大学やベンチャー企業がけん引し、発見国である日本の存在感は低下している。
直径1ナノ(ナノは10億分の1)メートルほどのカーボンナノチューブは、飯島澄男名城大学終身教授がNECに在…
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