農林水産省は2020年度の6次産業化優良事例の一つとして、キャンプ場などを運営するきたもっく(群馬県長野原町)を選定した。地元産広葉樹の付加価値を高めるため、家具材に加工したり、まきとしてエネルギー利用を推進したりする取り組みが評価された。
群馬県長野原町のきたもっくの製材所。広葉樹「キハダ」の大木を使ったテーブル用の板。
同社が受賞したのは「農林水産大臣賞」に次ぐ「食料産業局長賞」。各賞を合わせると全国で8社が受賞した。北関東3県ではきたもっくのみだった。
同社では近年、養蜂業にも取り組むなど事業を多角化させている。農水省は「多面的な地域資源活用事業の展開で移住者の増加に寄与」しているとコメントした。
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