新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う政府の需要喚起策の一部制限や一時停止に対し、北関東3県の対応は分かれた。茨城県は「Go To イート」の食事券の新規発行停止を決め、12月4日から予定していた県独自の宿泊割引「めざせ日本一」割も延期する。一方、栃木県と群馬県は近隣に比べ感染状況が落ち着いていることから、当面の事業継続を決めた。
政府は会食での感染例が増加しているのを踏まえ、24日に「イート」の食事券の新規発行停止や食事券やポイントの利用自粛の呼びかけを都道府県に要請した。累計感染者が1300人を突破した茨城県はこれに先立つ22日に食事券の新規発行停止を発表した。旅行需要喚起策「Go To トラベル」は検討する。
栃木県と群馬県の感染状況は国が定める指標ステージ3を下回ることから、「イート」「トラベル」ともに現状維持を決めた。県民には大人数で飲食を避けるなど注意喚起し、飲食店にはガイドライン順守を文書で呼びかけるなど感染防止策の徹底を求める。
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