ロビー横には和風の庭園や二条城を思わせる石垣を配した
京都市の世界遺産・二条城の南側に28日、1室6万円以上の高級ホテルが開業する。仏ホテル大手アコーが32カ国に展開する「Mギャラリー」という高価格帯のブランドで、国内では2号店となる。武家屋敷をイメージした黒を基調としたデザインで、富裕層や女性客の需要を取り込む。
新たに開業する「京都悠洛(ゆら)ホテル二条城別邸 Mギャラリー」は、4階建てで客室数25室におさえた。すべての客室は庭園に面し、高層階からは二条城を望める部屋もある。ロビー横には二条城を思わせる石垣を配置した。JR京都駅とホテル間の送迎などサービスも充実させる。
「Mギャラリー」ブランドのホテルは、2019年に京都市の三条通に第1号の「京都悠洛ホテル Mギャラリー」(144室)が開業している。両ホテルを運営するウェルス・マネジメントの千野和俊社長は「2つのホテルで一つのMギャラリーとして往来も楽しんで欲しい」と話す。
政府の観光支援事業「Go To トラベル」が追い風となり高級ホテルの稼働率は好調とされる。コロナ禍で訪日外国人の需要が当面見込めないが、Mギャラリーも国内客の需要に期待をしている。
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