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HIS、20年10月期は318億円の最終赤字見通し

2020/9/25 20:04
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旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は25日、未定としていた2020年10月期の連結決算が318億円の最終赤字(前期は122億円の黒字)になりそうだと発表した。新型コロナウイルスによる渡航制限などが長期化し、レジャー需要の回復は限定的だとみたことが背景にある。

売上高は前期比48%減の4240億円で、営業損益は367億円の赤字(前期は175億円の黒字)を見込む。主力の旅行事業の売上高は同51%減の3530億円になる見通し。

同日に発表した19年11月~20年7月期の連結決算は最終損益が169億円の赤字(前年同期は64億円の黒字)だった。新型コロナの影響で20年5~7月の旅行総取扱高は前年同期比で97~99%減と大幅に落ち込んだ。同社の19年10月期売上高は旅行事業が約9割を占める。海外旅行などの需要減少が業績を直撃した。

ハウステンボス(長崎県佐世保市)では外出自粛を受けた休園や入場者を県内客に限定した影響で、入場者数が前年同期比40%減の114万人に落ち込んだ。ハウステンボスグループとしては20億円の営業赤字(前年同期は37億円の黒字)だった。ロボットが接客する「変なホテル」運営などのホテル事業も宿泊者数の落ち込みが響いた。

HISは危機を乗り切るため様々な工夫をしている。タイでは中間所得層の需要を取り込むため学研と連携し、支店内で学習塾を開いて日本式教育を展開している。年内に12教室まで増やす。

各国の現地スタッフを日本企業の駐在員のように使う「レンタルHIS」も始め、現地イベントの中継や商材の買い付けを担う。ビデオ通話サービスを利用した「オンライン海外旅行」も海外発のコンテンツとして人気を呼んでいる。

(野元翔平)

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