西日本シティ銀行はオリジナルのカードゲームを使ったSDGs(持続可能な開発目標)のコンサルティング事業「SDGs事業アイデア発想塾」の第一号案件を、金属加工メーカーの和新工業(福岡県筑前町)で実施した。社員はゲームを通じ、SDGsの理念に沿った事業のアイデアを出し合った。
カードゲームを通じてSDGsの事業アイデアを出し合う(福岡県筑前町)
ゲームでは「場所」「人」「モノ(コト)」の3種類のカードを組み合わせて新事業を考えた。例えば「介護の軽減」「商業施設」「和新工業の職人」のカードを組み合わせて、介護の軽減に向け、金属加工に精通した自社の職人が介護器具を設計・製造し、地域の高齢者が集まる商業施設のイベントで実演販売するといった具合だ。
60枚の既存カードに加え、事前に和新工業にヒアリングして作ったオリジナルカード19枚の計79枚を使って実施した。社長や会長を含めた社員25人が5グループに分かれて検討した。森仁志社長は「社員がSDGsを考えるきっかけになればと思い参加した。良い案はすぐにでも事業化したい」と話した。
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