独自商品がアプリで購入できるようになった
蔦屋書店(東京・渋谷)は27日、アプリから同社の独自企画した商品を購入できるサービスを始めた。マスクやコーヒーミルなど多岐にわたる商品を電子商取引(EC)サイトで購入し、全国の店舗で受け取れる。独自企画の商品の販路を拡大するとともに、店舗での購買につなげる。
同社が運営する「TSUTAYAアプリ」から直接、商品を購入できるようにした。これまでは銀座 蔦屋書店(東京・中央)や二子玉川 蔦屋家電(東京・世田谷)など一部の店舗限定だった独自企画の商品をECサイトでも扱う。
購入した商品は、自宅配送に加えて店舗でも受け取りができる。全国のTSUTAYAや蔦屋書店で送料無料で受け取れる。
蔦屋書店によると、運営するECサイト利用者の約7割は店舗での受け取りを選択しているという。近所の店舗では購入できない商品をネット上で販売し、店舗へ誘導する。店頭で受け渡しした商品は店舗の売り上げになる。同社取締役の田辺雄志氏は「全国の店舗で開発した商品のハブとして機能させたい」と話す。
同社は独自企画の商品の開発を強化している。マスクやコーヒーミルのほか、CDプレーヤーや文具など幅広い種類の商品を提供している。(藤生貴子)
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