人材紹介のリンク・アンビション（静岡市）は新型コロナウイルスの影響を踏まえた静岡県内企業の採用計画見通しをまとめた。今後「採用数を増やす」、もしくは「同数の採用を続ける」と回答する企業は計6割にのぼった。

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平時では採用が厳しい中小企業はコロナで苦境にあるが、積極的に採用を進めていることが浮き彫りになった。

内訳をみると「採用数を増やす」が7%、「同数の採用を続ける」が52%だった。企業からは「専門性の高いピンポイントな求人は続ける」「不景気の時しか中小にはチャンスがない」といった声があがった。

一方、「採用を減らす」「採用をストップする」と答えたのは合わせて14%だった。製造業の中でも自動車関連業や工作機械で多かった。

調査は静岡に本社のある企業を対象に7月29日から8月16日にインターネットで実施した。115社から回答を得た。従業員数別でみると99人以下が5割を占めた。