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ベルーナ、看護師事業で東南アジア進出

2020/2/19 19:43
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カタログ通販大手のベルーナは看護師向け事業で東南アジアに進出する。1月に買収したシンガポールの医療機関向け人材派遣会社のノウハウを生かしマレーシアでも人材紹介事業を始めるほか、同社の顧客網を使った看護服通販を各地で展開。台湾には店舗も出す。国内市場が縮小するなか、開拓余地の大きい海外展開で事業拡大を図る。

ベルーナは専門通販で看護服や靴、道具などを販売している

ベルーナは専門通販で看護服や靴、道具などを販売している

進出に向けてシンガポール企業「JOBSTUDIO(ジョブスタディオ)」を買収して子会社化した。同社はシンガポールで医療機関向けに看護人材の紹介・派遣事業を展開。売上高は4億7000万円(2019年9月期)で、同国の医療機関向け人材派遣会社では最も規模が大きいという。

4月以降にはシンガポールに加え、隣国マレーシアでも市場調査を始める。人材紹介を経て、将来的には派遣事業への参入も目指す。

ジョブスタジオの営業基盤・顧客網を活用して、看護服や聴診器などの用品販売も展開する。現地の医療現場のニーズをくみ取り、販売する商品をベルーナで取り扱う商品の中から選定。電子商取引(EC)サイトかカタログを通じて販売する。3月末には台湾にも出店する。

ベルーナは07年に看護師向け通販会社の「ナースリー」、13年に「アンファミエ」を買収し、看護師をターゲットにしたビジネスに参入。白衣や聴診器、ナースシューズといった医療機関で働く人が使う用品を販売する。17年からは通販の顧客網を生かして看護師の人材紹介事業にも乗り出した。

同社の看護師向け通販事業は既に国内シェア7割。これ以上の成長は見込みにくく、成長余地がある海外への進出が必要と判断した。シンガポールで流通しているナース商品と比べても、ベルーナの商品は品質、価格の双方で優位に立てると見込む。人材紹介・派遣業についても、アジア各国で需要が高まるなか「ニッチでありながら、成長性が高い市場」(経営企画室)とみている。

看護師向け事業のほか、同社が展開するアパレルやワイン、化粧品通販も、国内市場は成熟度が増しつつある。同社は「商習慣や現地ニーズに詳しい外国企業のM&A(合併・買収)による海外展開モデルは、成長を目指すうえで試金石となる」としている。

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