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CTC、「ラズパイ」を利用したAI体温検知機器を販売

BP速報
2020/5/25 12:30
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機器から0.5メートル程度離れた場所で数秒停止し、非接触で体表面温度を計測する。マスクを着用した状態で計測することが可能だ(出所:伊藤忠テクノソリューションズ)

機器から0.5メートル程度離れた場所で数秒停止し、非接触で体表面温度を計測する。マスクを着用した状態で計測することが可能だ(出所:伊藤忠テクノソリューションズ)

日経クロステック

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、人工知能(AI)スタートアップのIdein(イデイン、東京・千代田)と共同で小型の低価格コンピューター「ラズベリーパイ(ラズパイ)」を利用したAI体温検知機器の販売を始めたと22日に発表した。AIによる顔認識機能と体表面の温度測定機能を備えた機器で、大掛かりな設置工事なしで導入できる。最小50台からの販売で、1台当たりの価格(税別)は初期費用が12万円から、運用費用が月額8万円から。初年度に200社への導入を目指す。

機器の名称は「体温検知AIデバイス」。企業の受付や物流施設の出入り口などに設置して発熱の疑いがある人を検出する。来訪者が機器の前で数秒間静止すると、非接触で体表面の温度を計測する。AIによる顔認識により、受付担当者や警備担当者など条件に該当した人物を識別して特定することも可能だ。同機器で発熱の疑いを早期に検知し、適切に対応することで新型コロナウイルス感染拡大の防止などにつなげられるとする。

両社は現在、機器の設置場所や対象者の画像データなどの検知情報を集約するクラウド型管理システムの開発を進めている。例えば同システムを通じて検知情報をメールなどで通知することで、警備担当者が不在の場所にも機器を設置しやすくなるという。2020年夏の提供を予定する。

(日経クロステック/日経コンピュータ 中島募)

[日経クロステック 2020年5月22日掲載]

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