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AI開発のグリッド、IBM量子コンピューター利用

BP速報
2019/9/13 11:29
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日本IBMの森本典繁執行役員(左)とグリッドの曽我部完社長(出所:グリッド)

日本IBMの森本典繁執行役員(左)とグリッドの曽我部完社長(出所:グリッド)

日経クロステック

人工知能(AI)スタートアップのグリッド(東京・港)は12日、米IBMの量子コンピューター「IBM Q」を使ったソフトウエア開発を始めると発表した。グリッドは量子コンピューターを使った機械学習「量子機械学習」の開発などを進めている。

グリッドはIBMとIBM Qの利用契約を結んだ。IBM Qの商用化に向けた連携組織「IBM Q Network(ネットワーク)」のメンバーにもなった。

グリッドはこれまでも量子回路シミュレーターである「ReNom(リノーム)Q」を開発し、それを使って量子アルゴリズムの開発を進めていた。今後は量子コンピューターの実機を使ってアルゴリズムやソフトウエアを開発できるようになる。同社の曽我部完社長は「当社が強みとしている機械学習アルゴリズムを発展させた量子機械学習アルゴリズムの開発を進める」としている。

グリッドの共同創業者の1人は、電気通信大学で量子コンピューターや機械学習に関する研究に取り組む曽我部東馬准教授である。ReNomQや各種の量子コンピューター用アルゴリズムは現在グリッドの顧問を務める同氏が主導して開発した。同氏はグリッドの曽我部社長の兄でもある。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 中田敦)

[日経 xTECH 2019年9月12日掲載]

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