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ピー・ビーシステムズの冨田社長「地場大手のクラウド化を支援」

2019/9/12 14:32
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企業のクラウド基盤構築事業を手がけるピー・ビーシステムズが12日、福証Qボードに上場した。初値は公開価格(1380円)を41%上回る1950円だった。冨田和久社長は福岡証券取引所(福岡市)で記者会見を開き、クラウドの事業で地元を中心に大口顧客を増やす方針を語った。主なやりとりは以下の通り。

――公開価格を上回る初値がつきました。

記者会見するピー・ビーシステムズの冨田和久社長(12日、福岡市)

記者会見するピー・ビーシステムズの冨田和久社長(12日、福岡市)

「当初は2000円台を目指しており、もう少し高い値がつくと思っていた。一方で利益を出せる水準にあり、適度な価格だとも思っている。今後も株価を押し上げる様々な策を進めていく」

――事業の強みは何ですか?

「売り上げの9割を占めるクラウドの事業で、顧客企業のサーバーをクラウド化したり、クラウドシステムを社員の端末に落とし込むなど様々な依頼に対応できる。日本での導入が少ない海外のソフトウエアを使いこなせる技術者も多い」

――上場後の目標は何ですか?

「電力会社や金融機関など地場大手の仕事を受注できるようにする。まずは売上高50億円、経常利益5億円ぐらいを目指したい」

「円筒型のスクリーンの中に入って、視界の全てにVR(仮想現実)の映像を投影するコンテンツ事業も展開している。工場見学や災害の啓発など様々な用途が見込まれ、売り上げの3割を占める事業に成長させたい」

――調達資金の使途を教えてください。

「エンジニアの採用が目的で、まずは10人程度を採用したい。地元の人間だけでなく、九州から関東・関西に一度出ていった人やIターンを希望する人も積極的に採用する。技術開発も進めており、クラウドに障害が発生した時に素早く復旧できるシステムを構築できるようにする」

――福岡市ではIT(情報技術)やコンテンツの産業が集積し、スタートアップ熱も高まっています。

「福岡はスタートアップの育成が盛んだ。個々の企業にイグジット(出口)の戦略はあると思うが、地域のためになるのは地元に本社を置き、雇用を生みながら納税することだ」

「今回はQボードへの単独上場だが、東証マザーズの上場企業にもひけをとらない3億円近くの資金を調達できた。地場のベンチャーにとっても、成長するための一つの選択肢となるはずで、我々がロールモデルになりたい。時間の許す限りだが、若手起業家の相談に乗り、資本市場に出られるようアドバイスをしたい」

――株主還元の施策は何ですか?

「21年9月期から配当を出せるようにしたい。株式の流動性を高めるために株式分割も検討している」

(荒牧寛人)

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