薩摩酒造(鹿児島県枕崎市)は主力ブランドの芋焼酎「白波」シリーズで飲みきりサイズの商品3種を2月8日に発売する。アルコール度数を12度に、容量を200ミリリットルに抑えており、開封してすぐに手軽に飲めるのが特徴。RTD(低アルコール飲料)に対抗した商品の投入により、新型コロナウイルス感染症の拡大で伸びている家飲み需要を開拓する。
そのまま飲める度数で家飲み需要を狙う
発売するのは白麹(こうじ)を使った「さつま白波」、黒麹の「黒白波」、黄麹の「さくら白波」の3種類。容器にはカップ酒タイプのペットボトルを採用しており、価格は180円(税別)。酒販店や自社の通販サイトなどを通じて販売する。
飲食店での時短営業が各地で広がる中、業務用分野では焼酎の需要が低迷しており、薩摩酒造ではそのままでも飲みやすい度数に抑えた商品を小分けニーズに適応した小容量で提供することにした。
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