近代の将棋界が最も密接な関係を築いてきたメディアは新聞だ。その上で、常に新しいメディアとの関わりも模索し続けてきた。
いまから百年近い昔の1925年3月。日本ではラジオ放送が始まった。さっそくその年の9月、将棋で模範対局をおこない、棋譜を読み上げ、解説をする番組が放送されている。
対局者に選ばれた新進気鋭の七段、当時20歳の木村義雄十四世名人は、のちに「忘れ難い棋歴」だとして…
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