りそなホールディングスは7月1日に農業教育など地方創生に関する事業を手がける子会社を設立する。まず農作物を栽培する過程をデジタルで体験できるアプリをつくる。幼稚園や保育園事業者の利用を想定する。地域の子供に農業に関心を持ってもらい、少子高齢化で担い手不足が深刻な農業の活性化に貢献する狙いがある。
新会社の名前は「ロコドア」。千葉大学と協力して大学内に専用の営農施設を設置する。8月中にアプリの実証をはじめ、年内にも地域の幼稚園などに通う子供が実際の収穫体験までできるようにする計画だ。創業後5年間の累計で売上高数十億円をめざす。
銀行に本業以外の業務を認める「他業銀行業高度化等会社」の認可を金融庁から取得した。2021年の銀行法改正で地方創生などのさまざまな事業を手がけられるよう基準が緩和された。
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