生命保険会社が三重苦に見舞われている。新型コロナウイルスの流行で陽性者に支払う医療保険の入院給付金が増加。外貨建て保険の販売増で今期から始まった責任準備金の積み立て負担や、外国債券の運用時に為替リスクをヘッジ(回避)するコストの上昇も重荷だ。不調な2022年4~9月期決算を踏まえ、業績見通しの下方修正が相次いでいる。
本業のもうけを表す基礎利益の源泉となるのが、予定していた保険金や給付金の支払額…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |