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わかる読める経済の未来 BSテレ東「プラス9」刷新

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2023/3/31 12:00
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BSテレビ東京の報道番組「日経ニュース プラス9」(月曜〜木曜日午後8時54分〜9時54分、金曜日午後9時54分〜10時54分)が4月3日から番組内容を刷新します。日本経済新聞との連携をさらに深め、ビジネスパーソンが一歩先を読むのに役立つニュースをわかりやすくお伝えします。

「プラス9」は前身の「プラス10」を含めて今春でちょうど10年となります。節目の年にさらなる飛躍を狙って内容を刷新します。その柱は「わかりやすさの追求」と「一歩先を読む」です。この2つを両輪として「オンリーワンの経済報道番組」を目指し、競争力を高めていきます。

1つ目は映像を活用することで日経の記事をよりわかりやすく、面白く伝える取り組みです。具体的な例としては2月に放送した最新の対話型人工知能(AI)「ChatGPT」の特集が挙げられます。番組内では小柳建彦キャスターが実際にパソコンで質問を打ち込み、それに対してAIが自然な文章で答える様子を紹介しました。実演の映像をみることで、視聴者の興味や理解がより深まります。こうした取り組みを番組全体で推し進めていきます。

専門用語の多い金融・市場関連のニュースでも映像活用は大きな力となります。例えば最近よく話題にのぼる日銀の金融緩和策の一つ「イールドカーブ・コントロール」。短期と長期の金利を一定の範囲に固定する仕組みですが、これによって国債の利回り曲線がどう変化したか映像をみせながら解説することで、その効果や課題が一目瞭然となります。わかりやすい相場解説で定評のある岸本好正キャスターが担当キャスターに就き、キーワード解説なども使ってビジネスマンの「今さら聞けない疑問」に答えます。

もう1つは第一線で働くビジネスパーソンや投資家の判断の役に立つ先読み情報の充実です。4月から月曜日に新コーナー「This week」を立ち上げ、向こう1週間の重要な経済・政治のイベントを紹介し、その焦点や今後の見通し、市場への影響などを点検します。今後のビジネスのヒントに活用してもらう狙いです。

先を読む機能は特集コーナーでも充実させます。経済ニュースの背景に迫るだけでなく、今後の展開をシナリオ形式で紹介するなどして「あすが読める」番組としてさらにパワーアップさせていきます。

日経との連携はさらに強化していきます。昨年12月には北欧各国を取材した1面企画「成長の未来図」と連携した特集を2夜連続で展開し、好評を得ました。今後は日経の独自ニュースについて「ニュースの深層」と題して、記事に載っていない、より深い内容や取材の裏話を記者や編集委員に解説してもらう取り組みも進めていきます。

新コーナーや海外報道も充実

2020年にレギュラーコーナーを立ち上げ、現場取材を重ねてきた持続可能な開発目標(SDGs)。春からはタイトルを「ESG最前線」に改め、新リポーターにフェリス女学院大に在学する学生起業家でモデルの難波遥さんを迎えて、一層掘り下げてお伝えします。

難波遥さん

難波遥さん

企業にとってSDGsの目標達成に直結するESG(環境・社会・企業統治)の重要性がますます高まっています。脱炭素、ジェンダー平等やダイバーシティーの促進、経営の透明性の向上などESGの取り組みを重視する投資家が増えており、株価を左右するものになりました。優秀な人材を獲得するためにもこうした取り組みは欠かせません。理念にとどまらず、本当に「持続可能かつ実現可能」なビジネスモデルとは何なのでしょうか。ESGのあるべき姿を徹底取材し見極めていきます。

日経グループと連携で海外のニュースも、より早く深くお伝えします。世界のビジネスリーダーが読む英語の経済メディア、英フィナンシャル・タイムズ(FT)との連携を強化し、日本のメディアにはない一歩先の視点で報じられた海外のニュースや話題をいち早く解説。世界で37の拠点に駐在する日本経済新聞の記者による、ニュースの現場からのリポートも強化します。

番組の顔 2人のキャスターに

これまで木曜日の担当だった小柳建彦キャスターが、月曜、木曜、金曜の担当に。引き続き火曜、水曜を担当する山川龍雄キャスターと2人で、みなさまにニュースをお伝えします。

小柳キャスター㊧と山川キャスター㊨が番組の顔に

小柳キャスター㊧と山川キャスター㊨が番組の顔に

小柳建彦 キャスターという未経験の仕事に挑戦して暗中模索の中、あっという間に1年がたちました。アジア駐在から帰国して2年。国内取材の土地勘や日本語の話し言葉は、かなりリハビリできたと思います。今年度は外に取材に出かけ、その成果を生かした番組作りの機会を増やせればと思っています。

山川龍雄 節目の10年を迎える当番組。周囲を見渡せば、放送開始以来のキャスターは私だけとなりました。この間、たくさんのスタッフ、視聴者の方々に支えられて、節目を迎えることができました。今後も目指すところは変わりません。視聴者の皆様に、少しでも価値ある情報をわかりやすくお伝えできるよう努めます。

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