浜松の大河ドラマ館はプレオープン期間中に5万人の来場者を集めた
浜松市は24日、同市中心部にある大河ドラマ館の閉館後、徳川記念財団(東京・渋谷)の所蔵品を展示する施設として同館を活用すると発表した。同財団が浜松市に本部を設置するのに合わせる。歴史を後世に残すとともに、徳川家康ゆかりの地としてさらに観光誘客につなげる。
徳川記念財団は約2万5000点の史料を所蔵するが各地に点在しており、これまで1カ所に収蔵する施設がなかった。浜松は同じく家康ゆかりの静岡市や愛知県岡崎市のほぼ中間にあり、収蔵品の貸し借りなどにも向く。
浜松市は番組の放送終了とともに2024年1月にドラマ館を閉館、取り壊す予定だった。市民から存続を望む声も上がり、閉館後の活用法を検討していた。ドラマ館は仮設の建物であるため、収蔵施設を設けるにあたり耐震工事などが必要になるという。
ドラマ館は徳川家広・徳川宗家第19代当主が名誉館長を務めている。
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