LEDランプの点灯状態を監視する小型USBカメラ
TOKAIグループで情報通信事業を手がけるTOKAIコミュニケーションズ(静岡市)は2日、サーバーなどIT(情報技術)機器を自動監視するサービスの提供を始めた。異常を知らせる発光ダイオード(LED)ランプの画像を認識する人工知能(AI)を活用。目視による監視要員を削減するなど、作業効率を高めたい関連業者に販売する。
映像解析AIを活用したシステムを開発するフューチャースタンダード(東京・文京)と「LED監視自動化サービス」を共同開発した。小型USBカメラで撮影したLEDの映像を小型コンピューターで解析し、ランプの状態をAIが判定する。異常と判定したらメールで通知する仕組みだ。
データセンターや通信事業者が運用するサーバーなどのIT機器にはLEDランプで異常を知らせる機能があるが、見回り要員が定期的に確認する必要があった。新サービスは5分間ごとにランプの状態を確認。点灯状況はクラウドコンピューターで映像で確認できるので、集中管理や遠隔監視が可能になるという。
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