5月にPE事業の中間持ち株会社「SBI PEホールディングス」を設立する
SBIホールディングス(HD)と傘下のSBI新生銀行は23日、プライベートエクイティ(PE=未公開株)事業の中間持ち株会社「SBI PEホールディングス」を5月に設立すると発表した。子会社としてSBIインベストメントと新生企業投資を持つ。運用資産総額は4000億円超となり、国内最大規模のベンチャーキャピタル(VC)となる見込みだ。
今後も国内外のPEファンドの運営会社などを買収して事業規模を拡大する方針だ。SBI新生銀行グループの新生企業投資の社名は変更する予定だ。SBI証券やSBI新生銀行と連携し、スタートアップ企業を投融資から新規株式公開(IPO)支援まで一気通貫で手がける体制を整える。
今後、SBIインベストメントは1000億円のファンドを設立し、新生企業投資は50億〜100億円のファンドを設立する計画だ。出資先を現状の2000社から3000社程度まで増やしたい考えだ。
SBIHDは21年12月に新生銀行(現SBI新生銀行)を傘下に収めた。以来、グループ内で重複する事業を束ね、システム費用などのコスト削減を進めている。22年10月にはSBI傘下で資産運用事業を統括するモーニングスターが新生銀の運用子会社、新生インベストメント・マネジメントを完全子会社化している。
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |