松本剛明氏=共同
「ポイントの対象になるマイナンバーカードの申請は2月末だ。残り1カ月がラストチャンス、最後の機会となる」(2023年1月27日、国会内の記者会見で)
松本剛明総務相は「マイナポイント第2弾」の申請期限を延長しないと述べた。マイナンバーカードの新規取得で5000円分、健康保険証との一体化で7500円分、公金受け取りの口座登録で7500円分のポイントを付与する。利用者はポイントを買い物などに使える。
当初22年9月の申請期限は2度遅らせた。22年12月に延期した際はカード申請の急増、23年2月へ延ばした時は地方自治体の窓口の混雑を理由に挙げた。
松本氏は「2月で最後だと国民に伝えたい」と強調した。今回は締め切りの前に駆け込みでの申請を促す意図があるとみられる。
ポイント事業の効果もありカードの累計申請件数は運転免許証を上回るおよそ8500万枚に上る。河野太郎デジタル相はポイント付与によるカード普及策を「若干邪道だ」と指摘していた。3月以降はカードそのものの利用機会の拡大など「王道」が重要になる。
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