同じ商品に別々の価格がつく「一物多価」と聞くと、証券関係者の多くはけげんな顔をするだろう。売り買いの綱引きで1つの株価が決まる証券取引の世界に親しんでいるからだ。ところが、投資信託はまったく同じ運用なのに、違う商品名を付け、別々の運用報酬で売ることがある。「知らぬは顧客ばかりなり」だ。世の中では一見、一物多価でもビジネス上の工夫として許せるケースも多い。投信は許せるのか検討してみたい。
グラフは…
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