カナモトは国内外で建機のレンタルを手掛ける
建機レンタルのカナモトが4日発表した2020年10月期の連結決算は、純利益が前の期比26%減の84億円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事の中止や延期が発生し、建機のレンタル需要が落ち込んだ。災害復旧のために追加投資した建機の減価償却費も膨らんだ。
売上高は1%減の1790億円だった。新型コロナの影響で民間工事の中止が相次いだが、災害復旧や老朽インフラの更新など公共工事は堅調だった。海外でも中国を中心に需要が伸び悩んだ。
21年10月期の連結決算は売上高が前期比6%増の1903億円、純利益は6%増の90億円を見込む。新型コロナで民間の設備投資は減るものの、9月に買収した計測機器レンタルのソーキホールディングス(大阪市)などとの連携を強めてシェア拡大を狙う。
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