USEN-NEXT HOLDINGS傘下のUSEN(東京・品川)は3日、精算機の機能をつけた券売機を発売したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店の決済の非対面化を支援する。2021年8月までに1000台の受注を目指す。
USENは精算機能付き券売機「Uレジ Ticket&Pay」を3日に発売した。価格は税別60万円からで、日本語のほか英語、韓国語、中国語の表示に対応している。
券売機と精算機の両方の機能を搭載。券売機の需要が高いラーメン店から精算機の利用を想定するファミリーレストランまで幅広い業態に対応できる。客の回転率を上げたい昼食時は券売機として利用し、客単価を上げたい夕食時には精算機として使うなど、時間帯に応じて機能を切り替えられる。
USENが提供するPOS(販売時点情報管理)レジと連動することで、券売機の注文情報をキッチン側の端末にリアルタイムで送信。注文から料理の提供まで店舗運営を効率化できるという。
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