日本フードサービス協会(東京・港)が25日発表した10月の外食売上高は前年同月比6%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8カ月連続で前年実績を下回った。政府の外食需要喚起策「Go To イート」などもあり、10月の売上高の減少幅は縮小した。
業態別で見ると、ファストフードが2%増だった。ハンバーガーチェーンなど「洋風」は持ち帰りや宅配需要で9%増だった。居酒屋・パブは在宅勤務が広がっていることで36%減と苦戦が続く。会食や宴会など法人需要に回復の兆しがみられなかった。他業態と比べて回復が遅れている。
外食全体の客数は10%減だった。オフィス街を中心に客足が戻らず、居酒屋・パブは35%減、喫茶は25%減だった。
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