財務省が21日発表した2020年の貿易統計速報によると、輸出に占める中国向けの比率が初めて2割を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く米欧向けが停滞するなか、いち早く経済が回復した中国向けに自動車や段ボールなどが伸びた。ただ米中貿易戦争など不確定な要素が残るなか依存度の高まりには懸念もある。
輸出総額は11.1%減の68兆4066億円と前年比11.1%減ったが、中国向けは15兆829億円と2…
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