オンラインチケット販売会社「ピーティックス」から自治体のサービス利用者を含む約677万件の個人情報が流出した問題で、漏れたとみられる約200人分の情報がインターネット上で閲覧できる状態になっていたことが18日、分かった。サイバーセキュリティーの専門家は攻撃者が盗んだ情報を販売する目的で掲載したとみている。
掲載されていたのは「個人データベース販売」と題された英語のサイトで「ピーティックス」「大部分が日本人」などの説明がある。「サンプル」の欄には約200人分の氏名とメールアドレスが記載されていた。
「ダウンロード」を押すと、何者かに連絡を取るようにメッセージが出る。専門家は金銭の支払いと引き換えに大量のデータを販売しているとみている。
ピーティックスを利用していた宇都宮市、宮崎市、鹿児島県に加え、埼玉県と熊本市も18日午後、個人情報が流出した恐れがあると発表した。〔共同〕
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |
日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。