プロルート丸光は30日、連結子会社で医療機器販売を手掛けるマイクロブラッドサイエンス(MBS、東京・千代田)の全株式を、同日付で同社代表取締役の五十嵐圭氏に譲渡したと発表した。譲渡額は2100万円。
MBSは2021年12月期で9千万円の純損失となるなど業績が悪化。22年5月には塩野義製薬に、新型コロナウイルスの抗原検査キットの代金を支払ったにもかかわらず指定した数量が納入されなかったとして、約5億円の支払いを求めて大阪地裁に提訴された。「業績の悪化や塩野義製薬との裁判もあり、保有し続けるべきでないと判断した」(プロルート丸光)という。
プロルート丸光は22年4〜12月期連結決算に1億6200万円の特別損失を計上する見込み。今後MBSとの取引を継続するかは未定だという。
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