双日は車両基地の建設工事をインドで受注した(車両基地の建設予定地)
双日はインドの建設会社であるラーセン・アンド・トゥブロと共同で、インド高速鉄道公社から車両基地の建設工事を受注したと発表した。車両基地の建設や設計、保守関連機器の調達などを合わせて受注額は約630億円。人口増によるインフラ需要の高まりが予想されるインドで、インフラ整備の事業拡大を進める。
インド政府が進める高速鉄道建設事業の一部として受注する。ムンバイ―アーメダバード間の508キロメートルを結ぶ、インド初の高速鉄道を建設する計画だ。高速鉄道が建設されれば、現状7時間程度かかる移動が約2時間に短縮できる見込みだ。
アーメダバードの北西に位置するサバルマティに車両基地1拠点を建設する。2023年中に着工し、28年の完成を見込む。双日はこれまでデリーとムンバイを結ぶ貨物専用鉄道の線路の敷設や信号の工事などを受注しており、インドでのインフラ整備事業の拡大を目指す。
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