情報システムなどを手掛ける三谷産業は26日、NTTドコモの認知症予防アプリの実証実験に向けた契約を締結したと発表した。スマートフォンで脳の健康状態の確認やトレーニングができる人工知能(AI)を活用したアプリで、NTTドコモが東北大学などと開発している。2023年度中に三谷産業の社員がアプリを使って評価する。
認知証予防アプリは社員の健康寿命を延ばすのにも役立つと判断した(三谷産業の本社、金沢市)
三谷産業は21年に定年を事実上撤廃し、無期限の継続雇用制度を導入している。認知症予防アプリは社員の健康寿命を延ばすのに役立つと判断し、実証実験に参加する検討に入った。今後は期間や参加する社員数を協議する。
アプリはスマホの利用時間や位置情報といったデータから脳の健康状態をスコア化する。カメラ機能を使い、頬や舌など口回りと脳のトレーニングを同時に実施できる。
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