オンデマンドバスで送迎する(横浜市都筑区)
送迎バス運行を手掛けるみつばコミュニティ(東京・港)は23日、横浜市都筑区内の幼稚園で、スマートフォンで車両を呼び出す「オンデマンドバス」を送迎に活用する実証実験を始めたと発表した。園児の帰宅時間が通常の保育とは異なる預かり保育後の送迎に、人工知能(AI)を活用したオンデマンドバスの仕組みを導入し、ニーズや採算性を確かめる。
三菱商事とカナダのベンチャー企業との合弁会社スペア・テクノロジーソリューションズ(東京・千代田)のシステムを活用する。実証実験は学校法人岩谷学園(横浜市)運営の「認定こども園エクレス」の幼稚園で16日から始めており、7月15日まで実施する。
実証実験では、降車できる場所を横浜市都筑区内に約30カ所設定。利用者は専用のスマホアプリで午後5時発か午後6時発のバスと降車場所を選択する。AIが効率よく結ぶルートを選び、運行する仕組みだ。将来は同システムを活用して複数の園を結ぶシェアバス送迎の実現を目指すという。
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