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8月の日経BI、前月比0.9ポイント上昇

経済
2022/9/30 14:56
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日本経済新聞社が9月30日に算出した8月の日経景気インデックス(日経BI、速報値)は前月から0.9ポイント上昇の100.7(2015年平均=100)となった。6月以降、3カ月連続の上昇で、消費税増税前の駆け込み需要があった19年9月(103.3)以来、2年11カ月ぶりの水準だった。同時に公表した7月の確報は、鉱工業生産指数や商業販売額の下方修正を受け、速報値から0.1ポイント下方修正の99.8だった。

景気の水準と勢いを表す日経BIは、鉱工業生産、有効求人倍率、商業販売額の3指標に共通する「景気の波」を取り出して指数化している。

■構成2指標が改善、1指標が悪化

8月は日経BIを構成する3指標のうち、2指標が改善、1指標が悪化した。鉱工業生産は前月比2.7%上昇し、19年9月以来の水準となった。上昇は3カ月連続。中国・上海市でのロックダウン(都市封鎖)が6月に解除されたことなどで、8月も生産の回復が続いた。全15業種中10業種で上昇し、特に生産用機械や鉄鋼・非鉄金属、化学の上昇寄与が大きかった。同時に発表した製造工業生産予測調査では、9月は前月比2.9%、10月は同3.2%の上昇を見込んでいる。経済産業省は生産の基調判断を「緩やかな持ち直しの動き」に引き上げた。

公共職業安定所(ハローワーク)での求職者1人あたりの求人件数を示す有効求人倍率は1.32倍と、前月から0.03ポイント上昇した。上昇は8カ月連続で、20年3月(1.39倍)以来の水準となった。有効求人数は前月比0.6%増、有効求職者数は同1.5%減だった。

需要動向を示す商業販売額は前月比0.1%減少した。減少は2カ月連続。卸売業は同0.5%減で、鉱物・金属材料や、商社など各種商品の減少が響いた。小売業は燃料などの増加により同1.4%増だった。

(情報サービス部門 情報サービスユニット)

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