クリーニング大手の白洋舎は25日、保有するビルを住友商事に11億円で売却すると発表した。譲渡益の10億8500万円を、2020年12月期に特別利益として計上する。新型コロナウイルスの影響で業績が厳しいため、保有資産を整理して財務の改善を図る。
売却するのは賃貸用不動産として保有している大阪市の「淀屋橋ビル」で、物件の引き渡しは12月9日を予定している。売却で生じる特別利益は、既に発表している今期の業績予想に織り込み済みという。今期の連結最終損益は41億円の赤字(前期は600万円の赤字)を見込む。
白洋舎は、コロナで店舗の休業や在宅勤務が増加したことが影響し、業績が落ち込んでいる。
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