USEN-NEXT HOLDINGSと新生銀行の共同出資会社USEN-NEXTフィナンシャル(東京・品川)は22日、建設業向けの割賦サービスを始めたと発表した。USEN-NEXT HOLDINGS傘下で建設業を手がけるUSENテクノサービス(同)の顧客を対象に、電気通信工事などの費用を分割払いできるようにする。グループ内で金融サービスの利用を促し、金融事業を強化する。
USEN-NEXTフィナンシャルは割賦サービス「USEN-NEXTビジネスクレジット」で、建設業向けの提供を22日に始めた。500万円を上限に、36回まで分割して費用を払える。
USENテクノサービスの顧客のうち6割は飲食業だ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、飲食店で空調設備を導入したいという需要が高まっているという。店舗設備の増強などを検討している飲食店が個品割賦を活用することで工事費用を工面しやすくする。
USEN-NEXT HOLDINGSは新生銀行と共同で2020年1月にUSEN-NEXTフィナンシャルを設立した。今後、グループ傘下の企業がもつ顧客に金融サービスを拡大していく。
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