カジュアル衣料大手のしまむらは24日、本社をJRさいたま新都心駅東口に移転する。地下1階地上12階建てで総投資額は約120億円。延べ床面積は約3万平方㍍と従来に比べ4倍ほどに拡大し、取引先などと商談しやすい環境を整える。
隣接地には旗艦店が3月にオープン予定
JR宮原駅東口にある現在の社屋が手狭になったことから移転を決めた。仕入れ先などとの打ち合わせ場所を拡充することで、スムーズな商談を目指す。都内のほか、名古屋や大阪など遠隔地から商談に訪れる取引先の交通利便性も高まるとみる。
新社屋にはチラシやネット通販用などに商品を撮影できるスタジオも設置する。従来は商品サンプルを社外の撮影場所まで運搬しており、広告宣伝に関わる業務を効率化する。
3月末には隣接地に同社主力業態の「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「バースデイ」が入居する旗艦店が開店する予定。1998年に竣工した現在の社屋は売却や貸し出しを検討する。
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