宝飾品製造の光・彩が10日発表した2023年1月期の単独決算は、営業利益が前の期比71%減の300万円、税引き利益が8%減の2700万円だった。金地金など原材料高騰で営業損益は2500万円の赤字と予想していたが、経費・労務費の削減を進めて営業黒字を確保した。
売上高は12%増の33億円。主力のジュエリーパーツ事業でアジアからの受注が増えた。一方、金やダイヤモンドなどの原材料と電力価格の高騰で製造原価が上昇。経費削減によって黒字を維持したものの大幅な営業減益となった。円安・ドル高に伴う為替差益があり、経常利益は87%増の3300万円だった。
24年1月期は売上高が前期比3%増の34億円、税引き利益は2.6倍の7000万円を見込む。新型コロナウイルス感染症が落ち着いて海外展示会への出展など営業活動を本格化させるほか、原材料高騰分の価格転嫁を図っていくとしている。
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |