サントリーは熊本の工場20年で記念ラベル缶を発売する（4日、熊本県庁）

サントリーは5日、「ザ・プレミアム・モルツ22年九州デザイン缶（阿蘇の天然水仕込　阿蘇デザインラベル）」を九州エリアで発売する。九州熊本工場（熊本県嘉島町）が2023年7月に操業開始から20年になるのを記念し、製造した。阿蘇山の名所、草千里から見た雄大な自然がデザインされ、土産物やふるさと納税の返礼品での利用も見込んでいる。

発売を控えた4日、サントリーの飯森隆晃執行役員九州営業本部長らが熊本県庁の蒲島郁夫知事を訪ねて懇談した。蒲島知事は「阿蘇の風景を感じながら飲んでもらい、阿蘇の魅力を伝えてほしい」と応じた。

サントリーの同工場は2016年の熊本地震で大きな被害を受けたが、約8カ月後に出荷を再開した。