千葉県は13日、県内の起業支援を目的とした「ちば起業家大交流会」をオンラインで開催した。優れたビジネスプランを表彰するコンテストでは5事業者が最終選考に臨み、南房総市で地元産のサトウキビを使ったラム酒製造を目指すペナシュール房総が大賞を受賞した。
交流会は今回で6回目。例年は幕張メッセ(千葉市)で開いているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初めてオンライン開催に変更した。
ペナシュール房総は耕作放棄地を活用し、飲食業者や酪農家らとも組みながらラム酒やシロップ、黒糖を地域産品に育てる計画が評価された。青木大成代表は「多くの人に知ってもらい、いずれは首都圏の飲食店や菓子メーカーとも連携していきたい」と受賞の弁を述べた。
優秀賞には、福祉事業所と企業を結び障害者の賃金向上に取り組む一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P(柏市)、サツマイモの熟成技術を開発したさつまいもの石田農園(香取市)の2社が選ばれた。
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