有機ワインの生産拡大を目指す「山梨オーガニックワイン推進コンソーシアム」の設立総会(22日、甲府市)
有機栽培のブドウを使ったオーガニックワイン(有機ワイン)の生産を日本で増やそうと、山梨県の産官学が連携して有機ブドウの栽培促進に乗り出す。山梨県や山梨大学、県ワイン酒造組合などが「山梨オーガニックワイン推進コンソーシアム」(会長・仲田道弘山梨県立大学特任教授)を設立した。
減農薬など有機農法によるワイン向けブドウの栽培ノウハウを研究・共有し、栽培家や醸造家を支援して有機ワインの生産拡大につなげる。欧州などではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から有機ワインの消費が拡大しており、世界のワイン市場で日本ワインの競争力強化につなげる。
コンソーシアムによると、日本に輸入されるボトルワインの約1割が世界各国公認の有機ワインになっているという。
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