日本に初進出のグレートデーンブリューイング
米クラフトビールメーカーのGreat Dane Brewing(グレートデーンブリューイング)は、仙台市の秋保地区にレストランを併設した醸造所(ブルワリー)を建設する。既にビールの原料となるホップの生産に着手しており、2023年夏の開業を目指す。日本進出は初めてで周辺のワイナリーなどとの相互送客の拡大を目指す。
グレートデーンブリューイングは1994年に米ウィスコンシン州で創業した。松本ブルワリー(長野県松本市)の醸造監修なども務める創業者が新たに日本法人を設立しており、生産を始める。温泉地として名高い秋保地区で敷地面積5000平方メートルの土地を取得しており、ブルワリーの敷地面積は1000平方メートルになる。
総工費は約7億円で、生産量は年間100キロリットルを計画する。21年から秋保に農場を借り、地域の認定農業者としてホップを生産している。将来的には生産量500キロリットルを目指す。秋保地区にはワイン醸造を手掛ける秋保ワイナリーなどがあり、今後は「酒ツーリズム」を掲げ相互送客を進める。
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