中国経済産業局が発表した中国5県の2021年11月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み、速報値)は、前月比10.9%上昇の100.5となった。上昇は2カ月ぶり。半導体不足の影響が落ち着き始め、自動車や関連する部品の生産が盛り返してきたことが寄与した。生産の基調判断は「持ち直しの動きがみられる」と14カ月ぶりに引き上げた。
生産や消費を含めた経済動向全体の判断も「持ち直しの動きとなっている」に引き上げた。業種別では、輸送機械工業(自動車や同部品)が71.7%上昇の85.7となった。マツダや関連する部品メーカーが夜勤を再開したのが大きい。食料品・たばこ工業ではビールや発泡酒などの生産が伸び、8.1%上昇の97.8となった。
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