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カネカが発売する「パン好きのミルクティー」

カネカは1日、パンと相性の良いミルクティーを2021年1月に発売すると発表した。ベルギーの乳業メーカー、ピュアナチュール社の技術を使ったすっきりとした後味の牛乳とダージリン茶葉を合わせた。パンの味を邪魔しないという。全国のベーカリーやスーパーなどで販売し、価格は500ミリリットルで税別288円。

開発したのは「パン好きのミルクティー」。「パン好きの」シリーズとしては、牛乳、カフェオレにつぐ3製品目となる。同シリーズで使う生乳にはピュアナチュール社独自の殺菌技術を採用。生乳本来のコクを保ったまま、爽やかな後味が感じられる。

カネカは製菓・製パン向けのマーガリンやイーストなどと相乗効果が見込める事業として、18年に乳製品事業に参入した。有機製品の開発も進め、25年3月期には同事業の売上高を100億円に引き上げる計画だ。