酒類の卸・小売りや輸入を手掛けるヴィノスやまざき（静岡市）で、19日に解禁のワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の予約率が上がっている。担当者は「自宅で飲む人が増えているようだ」とみる。同社が扱う7種類のうちの4種類が予約でほぼ完売となる見込み。

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ヴィノスやまざきで今年取り扱うボージョレ・ヌーボー

解禁日直前の予約率は例年だと約6割だが、今年は17日時点で8割を超えているという。

同社は例年開催してきた店での解禁イベントを密集を避けるため取りやめ、オンライン上で生産者や製品の購入者を招くイベントを企画した。今年から静岡産の「静岡シャルドネ・ヌーボー」を含む国産の新酒を販売するなどの取り組みで需要の維持を図る狙いだ。

今年はコロナ禍でフランスからの航空便が大幅に減便するなどし、入荷にも影響があった。