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大和ハウス、福島県に大型物流施設を5カ所建設へ

2020/7/8 18:51
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大和ハウス工業は郡山市で大規模なマンション開発を進めると同時に、須賀川市で大型物流施設を建設するなど福島県内で積極的な事業展開が目立つ。4月に福島支社長に就いた乾敦史氏は大型物流施設について、今後県内に5カ所ほど建設する方針を明らかにした。

大和ハウス工業のDPL郡山1(福島県郡山市)

大和ハウス工業の乾敦史・福島支社長

――郡山市で大型物流施設を2019年9月に完成させたのに続き、約10キロメートル南の須賀川市で物流施設を建設中です。

「郡山市の日本たばこ産業(JT)の工場跡地に建設したDPL郡山1は延べ床面積約3万8千平方メートルと県内でも有数の広さだが、利用は順調だ。同3万2千平方メートルのDPL須賀川もフル稼働になるとみている」

「2施設がある中通りは東北全体をカバーできる物流の主要地域だ。さらに国が新型コロナウイルス問題を受けサプライチェーン(供給網)を強化する事業に補助金を設けたことで企業の動きが活発になった。コロナ問題では物資が滞って生産に支障が出た例もあるようで、サプライチェーンの重要性への認識が企業で高まっているようだ」

――今後の計画は。

「福島県内に大型の物流施設を今後3~4年で5カ所程度つくりたい。中通りに次の施設を検討しているほか、太平洋岸のいわき市の一帯は大規模な工場が多いうえ人口も多い。また会津地方にも先端産業の工場やその関連企業が集まりニーズがあるとみている」

「全国的にネット通販の需要が伸び続けている。首都圏や北関東の幹線道路沿いに大型の物流施設が続々できているのはそのためだ。福島県は関東に近く通販に関して関東と東北の双方を視野に置ける利点がある」

――東北は人口の減少が続きます。

「生産拠点としての魅力は高く、自動車や電機の部品の配送拠点として物流施設を利用する例も多い。さらに物流の効率化、省力化のため分散していた倉庫を1カ所に集約する動きも顕著だ」

「郡山のJT跡地は約11ヘクタールだが、今後建設する施設は土地さえあれば30ヘクタール以上の開発も可能とみる。郡山、須賀川とも物流施設に分譲型の工業団地を併設した。新しい施設も同様のタイプが考えられ、立地先の雇用拡大に貢献できるはずだ」

――郡山市で160戸のマンションを建設中ですが、市場の飽和は近いとの見方もあります。

「首都圏や仙台は有望なマンション用地が少なくなり、一等地を仕入れることができる福島県の主要都市に多くの企業が注目している。これまで供給が限られていただけに潜在的な需要はあるとみている。ただ即日完売が珍しくない東京とは違い、物件の魅力を訴えながらじっくり取り組んでいくことになるだろう」

(聞き手は郡山支局長 村田和彦)

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